クラニオの持つメカニカルワークとエネルギーワークに驚いています

こんにちは ラクラク整体院の整体師:久 保です。

少人数制のクラニオセイクレルセラピー(頭蓋仙骨療法)のワークショップでの

勉強もだいぶ回が進んできました。

講師の方から、最初の講義のときに

「クラニオにはメカニカルワークとエネルギーワークの2つの面がある」と

説明を受けていたのですが、回が進むまでその意味がピンとこなかったのです。

腰骨の後ろの中心部にある仙骨と頭蓋骨(つまり頭の骨ですね)が背骨を

通じて連動して動いていることはなんどか仙骨を掌に受けるようにして

動きを確かめていくうちには理解するようになりましたが、人によっては

仙骨が掌に少し角ばってあたる人もいて形もひとりとして同じものは

ないのだなと感心していました。

腰骨と仙骨の位置

先日のワークショップではエネルギーワークでのアプローチを最初に

実習しましたが、仙骨を掌で保持したまま、硬いと感じている方に

空いた手の指先を向けてやるだけのことで、指先と保持している仙骨を

結びつける意識を持つだけでいつのまにか角張った感じの仙骨が

すこしづつ柔らかく丸い形に変化し始めました。

最後はすっぽり掌のカーブにぴったりあう形に仙骨がおさまりました。

自分の頭のなかではどうしてこんなことになるのかよく理解できない

感じでしたが、確かに掌の上の感触がゆっくりと変化していくのが

わかり不思議な気分でした。

もうひとつのメカニカルワークのアプローチ方法は、講師の方がこぶしを

使って硬さを感じた仙骨を操作するのを見て、整体の直接法的な手技

というのはこういうものだなと思いました。講師の方の方法はお客様の

余分な動きも少なくピンポイントで調整できるところが魅力的でした。

とても参考になったのはお客様に

「場所はあっていますか?ずれていませんか?」

「響いていますか?」 などきちんと確認しながら、自分の手を動かし

場合によってはお客様自身に身体の位置を少しづつ動かしていただき

適切な刺激と調整をかけるというその姿勢でした。

これまで、自分はあまり声をかけることなく施術していたので

お客様がピンポイントで不調なところを解消できるまできちんとフォロー

できていなかったこともあるのではないかと反省しました。

今後はある意味でお客様にも参加していただいて、痛みや不調箇所の

改善に努めたいと思いました。

それにしても、エネルギーワークのアプローチによって仙骨の硬さが

とれ丸くなることで、訴えていた不調箇所が見事に消えていくのには

驚きました。

この方法なら、身体を動かしづらい方にも十分対応できるなと思います。

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