Category: 書籍

2013/9/9 月曜日

共鳴法などについてこの頃考えること

Filed under: 整体師のつれづれなるままに,書籍 - 09 9月 2013

こんにちは ラクラク整体院の整体師:久 保です。

 

最近、共鳴法・朱鯨亭・癒道整体のキーワードでで検索されている方が私の

ブログに辿り着かれることが多いようです。

 

先日は、コメントで顎関節症に苦しまれているご友人に癒道整体の施術院はないかと

お尋ねも有りました。

結論から申し上げると、私は「癒道整体」を創始された井村和男先生とは面識もなく

お教えをうけたこともございません。

書店で入手できる、井村先生の著作物である

「癒道整体」たにぐち書店刊      本体価格8000円(税別)
「癒道整体医学」たにぐち書店刊    本体価格10000円(税別)
「驚異の顔面骨テクニック」現代書林刊 本体価格1600円(税別)

を入手し、著作物を拝見しながらあれやこれやと試行錯誤し独学しております。

もとは、奈良県の朱鯨亭のセミナーでこの「癒道整体」の名前を知りまして

興味を持ち学び始めたのがきっかけでした。このようなからだへのアプローチの仕方が

あったのかと驚いたのを覚えています。

 

ということで、井村先生へのご紹介なども出来ない旨コメントを頂いた方にも

ご理解をいただくようご返事いたしました。

 

また、朱鯨亭の別所愉庵先生のセミナーでお教えを頂いた、

共鳴法は学びの浅い私には

まだまだ理解できない所も多い操法です。

 

共鳴法は、足裏ツボや耳ツボと同様に、主に手の甲や指に多くの共鳴点

(そこに刺激が与えられると身体のどこかが反応する点、ある種のツボ)があり、

施術法として利用するものと定義されておられ、共鳴点を指先で軽くそっと撫でると

筋肉が緩み、骨の位置が変わることを利用されているというものです。

いずれも、身体に強い力をかけることなく筋肉や骨格を動かすことができると

いう点が特徴だと思います。

 

私は、これらの操法を試してみて、共通性や異なる点なども考慮して

試行錯誤しながら自分なりに使ってみてきたのですが、

だれにでも必ず効果のでるものだとはいいきれません。結局6割ぐらいの

人がなんらかの変化を体感されてくださるぐらいのような気がします。

 

これには、もちろん自分の学びの浅さや理解の不足・技術的な未熟さなども

あるのですが、

操法を受けられる個人個人でだいぶ違ってくるというのが

あるような気がします。体の状態や、その方の身体の感受性なども、操法での

変化というものに影響しているような気がします。

 

共鳴法については朱鯨亭さんのホームページにもだいぶ具体例がでているので

その通りにやられると、却って私などが手を触れるよりも改善されることも

あるのではないでしょうか。

 

共鳴法は、連続して刺激を入れすぎないことがとても大事なような気がします。

 

いずれも、公開された資料や情報が有りますから、興味をお持ちで

お身体の不調で困っている方は、自分で納得いくまで、これらの情報をもとに

ご自分でトライされるのはいいことだと思います。

 

なぜ、効果があるのかを極めたい方はよく著作物を読まれるのもいいでしょう。

 

無責任なようですが、操法を行って何らかの変化があっても、私には医学的な

検証など出来もしないので、はっきり言って「不思議だな」という気持ちで

いるばかりなのです。ただ、痛みや不快感を解消できることができるという

ことがあるのも事実だから、これからも共鳴法は学んでいきたいと思います。

 

ああ、そういえば参考になる書籍として

「手のひらツボ療法」 柳 泰裕著 地湧社刊 本体価格1500円(税別)

があります。いまは入手困難なようですが

もし手に入れられたら一緒にご覧になると理解が深まるかと思います